ほとんど、約の意味を表すalmost / nearly / about / around / approximatelyのニュアンスの違い

almost、nearlyの2つは、殆どの場合が置換えが可能で、意味もかなり近いです。
ただ、ニュアンスが微妙に違うので、使い分けができると便利です。

私がアメリカのフロリダのタンパとカリフォルニアのサンディエゴにいるとき気がついたのですが、アメリカ英語では、nearly よりも almost の方が使われる頻度というのは、高いです。

almost というのは、言うならば、到達点に視点が置かれるそんな語です。

どういうことかというと、山の頂上から、山を一生懸命になって登っている自分だとか、almost の対象となるものを見下ろしているそんなニュアンスです。
もう9割型は登ってきているが、頂上までは後少し!というニュアンスを含んでいます。

一方で nearly の場合、視点は到達点(山の頂上)にはなくて、9割型は登って、頂上を下から上へ目指して登っているそんな視点をニュアンスに含みます。

なので、「ほとんど」という意味で使う場合、
almost > nearly
という図式になります。

It's nearly ten o'clock.よりもIt's almost ten.と言った方が 10 時に近いです。

細かい説明になってしまいましたが、知っておくと、自分が聞いたとき、使ったとき、または、ネイティヴと何かしらの待ち合わせをしたりするときなんかには、役に立つかと思います。


about/around:約、おおよそ

almost, nearly が「ほとんど」という意味であったのに対して、about、around というのは、日本語で言うと一番しっくり来るのは「おおよその」、「大体」という日本語がこれにあたります。

口語でも、どちらも同じ意味として使われます。
※ネイティヴ(アメリカ人)は、about よりも、around を多く使うような気がしますが、両方ともに、同じ意味です。


approximately:約、おおよそ

これは、about、around が改まった場所で使われます。
3.14のような小数点が付くときは about ではなく、approximately として使われます。
記号で表すと、≒ ですね。



やや、かなりの意味を表すrather / fairly のニュアンスの違い

日常会話でも頻繁に使われる1つですが、このニュアンスは是非、ここでしっかり覚えておいてください。

rather というのは、基本的には好ましくない気持ちをニュアンスに含む語なので、たとえば、
The test was rather easy.
「テストはかなり簡単だった。」
と言うと、厳密には
「テストは簡単すぎて物足りなかった」ことを相手に伝える表現になります(下手すると嫌われます 汗)。

他には、
This soup is rather hot.
「このスープはかなり熱い(熱くてとてもじゃないけど、飲めない=スープの状態が好ましくない)
となります。

ただし、基本的には、好ましくない気持ちをニュアンスに含むとはいっても、プラスの言葉を使ったときのみ、good/well/interesting/clever などと一緒に予想に反して良かったという気持ちを表すときにも使えます。

例えば、
The movie was rather good!!
のように、「映画はかなりよかったよ!!」という具合になります。


fairly:かなり、いくぶん

これは、学校のテストの結果(成績の評価)などで使われる単語の1つですが、日本語で近い意味だと、「ちょうどいい」という意味になります。

This soup is fairly hot.
「スープはちょうどいい熱さです。」

The room is fairly tidy.
「部屋はまあまあ片付いてます。」
というような具合です。

成績に使われる場合の fair は「ちょうどいい=まあまあの」という意味で使われるので、ABC と成績があったら、B に相当するのがこの fairly ですね。

 

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