もう、まだの意味を表す副詞 already / yet/ still のニュアンスの違い

 外資系企業で働いていた時、なぜかインド人と相部屋になることが 多かったのですが、彼らの英語を聞いていると面白いなーと思うことが多々ありました。

宗教によっては言葉そのもののアクセントがかなり違ってくるというのも、また何とも「慣れ」と「忍耐」が必要ですが(苦笑)、

それ以上に、彼らの言葉(インド語)には、時制というものがないんだと以前、教えてもらったことがあります。

だから、英語を話しているときも、やはり癖があって、過去のことを話すときは、必ず already を使うというものです。

この already の使い方ですが、例えば、
Taro's(has) finished reading the book already.

こんな具合で、文尾に置くと、「Taroはもうその本を読み終えてしまった!」という驚きの気持ちを表すニュアンスになります。

それから、疑問文だとか否定文で使うと、予想以上に早く起こった出来事に対する意外性だとか驚きの感情を表します。
これは、ひょっとしたら聞いたことがないかもしれませんが、驚きの感情を表すのに、多くの日本人は really と連発しますが、already もそれにあたるということです。

Are you leaving?
「出発しますか?」
という文があったとして、たとえば already を使うと、
Are you leaving already?
「え?もう行っちゃうの?(冗談でしょ?)」
という具合で相手には伝わります。

同じ文章でも、already を使うだけで相手に伝わるニュアンスだとか感情はかなり違ってくるわけですね。

他には、そうですね・・・
Is it ten o'clock already?
「(げっ)もう10時なの?(早いね)」
だとか、これは少し上級者向け。

You have eaten already, haven't you?
「おいおい!まさかもう食べてしまったんじゃないだろうな?」

直尺すると、「まだ食べてない、そうでしょ?」
こんな具合ですね。

英語のニュアンスを日本語で限りなく近いニュアンスに直すと、「おいおい!まさかもう食べてしまったんじゃないだろうな?」となるわけです。


yetのニュアンス

これは、まず覚えておくべきなのが、相手に対して情報を求める場合に使われるということです。

例えば・・・
Taro hasn't found a job yet.
「Taroはまだ仕事を見つけていません」

Have you finished your homework yet?
「もう仕事は終わらせましたか?」

Is my shirt dry yet?
ボクのシャツはもう乾いてますか?

こんな具合で、単に情報を求める文であって、感情が伴っていない場合は、yet を使います。

already を使うと、

例えば、この文
Is my shirt dry already?
これは、「えっもうボクのシャツ乾いちゃったの?うそ~」
となるわけです。


意外性や驚きの感情を表すstill

よく目にするのが、It's still too early.のような具合で 「まだ」とか「依然として、相変わらず」という意味で使われます。

否定文になると、still not となるので、not yet と、どっちがどっちだーと高校時代はよく頭を抱えましたが、still というのは、予想以上に長く続いた状態を“強調”し、意外性や驚きの感情をニュアンスとして含んでいるという点でyet とは、明らかに違うわけです。

Taro still haven't had breakfast.
「Taroはまだ朝食を済ませていないんですよー」
と、こんな具合で感情が入るわけです。

ネイティヴ(特にアメリカ人)はよく、still の部分の発音を強調して 「まだ~してるの?」という驚きの感情を表すわけことが多いです。

Taro still haven't found a job.
「Taroはまだ仕事を見つけていないのです。(えーー)」

Are you still here?
「(えっ)まだここにいたの?(うそーー)」
という具合ですね。

サブコンテンツ/dt>

このページの先頭へ