失敗しない!IELTS対策本の選び方

IELTS学習をするにあたって、IELTS対策本は試験問題を知る上で、誰もが活用するツールの一つである。
しかしIELTSの場合、この対策本選び自体が難しい。

IELTSの学習を始めるとき、誰もが悩むのが『いったいどの対策本を買えばいいの?』ということだ。

というのも、IELTSの対策本って、「日本語の書籍が非常に少ない」のである。
やっぱり日本人だから、最初は日本語の書籍の方がとっつき易い。
でも、日本語のIELTS対策本があまりにも少ない。。。
3冊くらいしか出ていない。それもようやく3冊になったという感じである。
2年くらい前までは0冊だった。
そうなると必然的に洋書の方も検討しなくてはならない。
すると今度は逆に「量にありすぎて何を買っていいのかわからない」ということになる。
(汗)

ということで、IELTS対策本選びで悩んでいるあなたに「IELTS対策本を選ぶ際のポイント」についてお教えしよう。
実は、私も山のように存在する洋書については、どれが本当におすすめできるのかについて少々研究不足の感があった。
そんな時たまたま、訪問者から、IELTS対策本購入についての相談があった。
その方は近くに大きな書店がなく、IELTS対策本を実際に見て選びたくても選べないという悩みを持っていた。
いい機会だったので私が代わりに都内の大型本屋にリサーチしに行った。

▼調査した書店
東京駅の丸善(本店)、八重洲ブックセンター(本店)
御茶ノ水の三省堂書店(本店)
新宿の紀伊国屋書店(本店)、ジュンク堂書店(新宿店)

2日かがりで調査した甲斐あってかなりデータを溜めることができた。
(本屋の店内でひたすらノートにメモを取っていたのでかなり怪しい人?と思われたかも知れません・・・)

まず、調査してわかったことは、各書店とも扱っているIELTS対策本がかなり似通っているということ。
だいたいどこの書店でも扱っているものが20種類くらい。
それにプラス5~10種類くらい各書店ごとに違う違うものがあるという感じで、合計すると、調査できたのは約50種類である。
現在東京の書店に入ってきている主な洋書版IELTS対策本は網羅できたように思う。

ということで、その調査結果を踏まえてIELTS対策本の選び方をお教えしよう。
ちなみに中くらい規模の書店では1冊もおいてないことが多い。
なので、自分で見に行く場合は、【洋書コーナーが充実している書店】に絞って行って欲しい。



IELTS対策本の選び方

IELTS対策本を調査してわかったことがある。
それは、「解答が無い」、「解説が無い」、「音源が無い」という対策本があまりにも多いということだ。

まず「解答が無い」もの。
それほど数は多くないが、同じ対策本でいくつかのエディションのあるものでは注意が必要だ。

同じ表紙でも、よく見ると
「Student's Book」「Student's Book with Key」
「Self Study Student's Book」「Teacher's BooK」
などなど、微妙に異なるエディションが並んでいるのだ。

なので、よくチェックしないと・・・
「答えすらついてない!!!」
とんでもないものをつかまされる可能性がある。
ちなみに「Student's Book」というのがかなり危ない。
「Self Study」とか「Personal Study」と書いてあるのは大抵大丈夫そうだが、中には
「Personal Study Book」「Personal Study Book with Answers」というのもあって、「Personal Study Book」の方には解答が無いという引っ掛け問題のようなものもある
ので気をつけて欲しい。

それから、「Teacher's Book」は一見良さそうですが、【逆に問題がきちんと入ってなかったりする】ので注意が必要。

次に「解説が無い」もの。
今回の調査で一番ショックだったのがこの部分だ。
これ、殆んど全ての対策本が当てはまる。

「単に答えだけ書いてある。」

これは非常に不親切だ。
いったい誰が答えだけ見て、全て納得するのだろうか。
でも恐ろしいほど解説って付いていないのだ。

IELTS洋書対策本のあまりのレベルの低さに唖然・・・。
ある程度結果は予想していたものの、あまりのひどさにあきれてしまった。

最後に「音源が付いてない」もの
本にIELTSリスニングの問題が入っていても音源(CDやカセット)が付いてない!ってのも非常に多い。
それらは、別売りとなっているのだが、「その別売り音源が書店に置いてない!」ってことがとても多いのだ。

さらに、売っていたとしても「カセットやCDの値段が異様に高い!!!」っていう新たな問題も発生する。
IELTS対策本本体はだいたい 3,000 円台~5,000 円台くらいのものが多いのだが、別売りのIELTSリスニング用の音源だけで、安くて 3,000 円、高いと 6,000 円以上!もする。

CD1枚 or2枚、カセット1本 or2本で 6,000 円!
ほんとびっくりである。

一方で、対策本(解説付き)+CDで 3,000 円台なんてのもあるのだから・・・
「一体どんな値段のつけ方しとるんじゃい!!!」
と思わず突っ込みを入れたくなる。

こんな状況なので、できれば、「実際に書店に足を運んで中身を確認して購入する」のがお勧めだ。
そうすれば、購入して「しまった!」となるのを防ぐことができる。

また、いろいろ見比べることができるので、自分の購入したIELTS本がかなり良いことを認識でるというメリットもある。
周りの対策本があまりにもレベルが低いことを自覚すると、自分のIELTS対策本に愛着が沸くのである。(笑)(これ、実は結構大事!)

それから、IELTS対策本は大きく分けると2種類ある。
「模擬テスト」形式のものと「ワークブック」形式のもの。

「模擬テスト」形式のものは、実際の出題形式の問題が収録されている。
一方、「ワークブック」形式では、実際の出題形式とは違う形で、ILETSに必要な知識を修得させようというスタイルだ。

さて、どちらをやれば良いのか。
これはいろいろ意見があると思うが、私は「模擬テスト」形式のものをお勧めする。
理由は、「ワークブック形式では実際のテストのイメージがつかめず非効率」だからである。

ワークブック形式では、実際の試験問題の分量や時間配分がわからず、自分の弱点も把握しずらくなるからだ。
結局は受験前に、「模擬テスト」形式も購入しなくてはいけないはめになってしまう。

なので、先に実際の出題形式(=「模擬テスト形式」)に慣れておき、その上で、必要に応じて「ワークブック形式」を使用する、というスタイルがよい。



IELTS対策本選びのポイントまとめ

1.できるだけ実際に書店で手にとって見ること。(東京、大阪などの大都市圏にお住まいの場合)→ 自分の選んだ本に愛着が沸く。

2.模擬テスト形式のものを選ぶ。→ ワークブック形式だけでは完結しない。

3.あなたの受験モジュールの問題がどのくらい収録されているか。→ 何回分のテストが含まれているか確認しよう。

4.解答、解説、音源の有無を必ず確認しよう。→ あとで泣きを見ないように。

5.発行年度を確認すること。→ 最新の出題傾向を踏まえたものが良い。

これらのポイントを押さえておけば失敗しないIELTS対策本選びができる。
それらを踏まえて、おすすめできる洋書のIELTS対策本を紹介しよう。




管理人おすすめのIELTS対策本ベスト3


おすすめ!IELTS対策本1(和書)「はじめての IELTS 」
本当にはじめてのIELTS対策本としておすすめの1冊。
最初の1冊は、試験の概要や注意点等「基本的なことが網羅」されていて、なおかつ「わかり易い」ことが大切。
IELTS対策の和書では、ダントツに分かり易いのでおすすめだ。

難点は問題の分量が少ない&若干易しめなので、この1冊だけで対策するのは難しいが、まずはこれでIELTSを理解するというスタイルでよい。
特に英語の苦手な人には必読書だ。


おすすめ!IELTS対策本2(洋書)「IELTS on Track」
おすすめの2冊目は「IELTS on Track」である。
ブリティッシュカウンシルでも販売しているので、ご存知の方も多いと思う。
この本、実はとっても優秀な IELTS 対策本なのだ。

内容:
アカデミック、ジェネラルとも以下の内容が収録されている。

書籍本体内
・リスニング 4回分
・リーディング 6回分
・ライティング 6回分
・スピーキング 2人分
付属CD内
・リスニング 4回分
・スピーキング 2人分

この対策本の良い点:
この対策本には他の対策本にはない、強力な長所がある。
それは、「スピーキングの音源が収録されている!!!」ということだ。
洋書の対策本は数多くあれど、スピーキングの音声を 収録しているものは、ほぼ皆無なのだ。
実はこれ以外にも1冊(ブリティッシュカウンシル発行) あるが、収録がカセットテープで書籍の内容も非常に不親切な部類に入るのであまりお勧めできない。

スピーキングが収録されていることで、個別面談の様子がよくわかる。
これを知らないと、面接のイメージが沸かないので初めての受験では戸惑ってしまい、充分な実力が発揮できなくなってしまう。
ということで、「Speaking 対策に必携の対策本」と言える

その他の部分についても、テストの収録数は充分あるし、とても見やすいつくりになっているので最初に持つ「洋書の IELTS 対策本」としておすすめできる。
さらに、Listening,Reading といった各科目の間に重要なポイントや受験者が犯し易いケアレスミスがまとめてわかり易く書いてあるのが非常に良い。

この対策本の悪い点:
こんなにすばらしい「IELTS on Track」だが、悪い面もある。
それは、【解答だけで、解説が入っていないこと】である。

「ここまですばらしいのに、なんで??」っと、思わす叫びたくなるが、残念なことに解説はついていない。
これで解説が付いていたら 文句無く「IELTS 対策本の王様」だったのだが・・・。
ほんと「玉に瑕(たまにきず)」とはこのことである。

しかし、トータルとしてみると「長所が短所を完全に覆い隠すほど」のすばらしい対策本である。
スピーキング試験をしっかり把握したい人は是非活用して欲しい。


おすすめ!IELTS対策本3(洋書)「IELTS Testbuilder」(アカデミック用)
おすすめの3冊目は「IELTS Testbuilder」である。
この IELTS Testbuilder の特徴は、
「4回分のテストが収録されていて」「詳しい解説が入っていて」「CDが2枚ついて」「値段が安い!」
ということ。

1つ前におすすめした「IELTS on Track」は解説が無いという弱点があったが、この「IELTS Testbuilder」はかなり詳しい解説付きである。
値段も魅力的だ。きっちりCDが2枚もついて値段がたったの 2,299 円!
これはかなり良心的といえる。

解説が付いているだけでもポイントが高いのに、さらにCD付きで2千円ちょっと。
他の IELTS 対策本にも見習ってもらいたいものだ。

この対策本の良い点:
・問題に対する詳しい「解説」が付いている。
・Listening のCDが付属されている。
・値段がとっても安い(店頭で購入の場合)

この対策本の悪い点:
・特になし
あえて言うと、Speaking が付いていない点。
でも、これは付いている本が非常に珍しいので付いていなくて当たり前。

◆注意◆
・この本は Academic 用です。残念ながら General 用はないようです。
・2,299 円の価格でチェックしたのは東京駅の八重洲ブックセンターです。新宿の紀伊国屋書店でも同様の値段で置いてあったと思います。


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