「Academic」と「General」の違いは?どちらの試験を選べばいいのかその方法を教えて

まず「Academic」と「General」の違いを知ろう
基本的には2つのモジュールの違いは Reading と Writing の2教科だけである。
(Listning と Speaking は基本的に同じ。)

「Academic」と「General」の違いは以下のとおり。

相違点1 【Reading の問題が違う】
Academic・・・長文3題の構成なので1問あたり 20 分を目安に回答する。
しかし、文章の分量が多く単語も難しめなので実際はかなりハード。ハイペースで解かないと全問回答できないことも。

General ・・・前半は看板や広告文等の比較的短めの題材、後半は中・長文で構成。Academic と比べるとレベルは低めに設定されているので取り組み易いです。

相違点2 【Writing の Task1が違う】
IELTS の Writing は Task1と Task2の2題構成になっている。
Academic、General とも Task1は 150 字以上、Task2は 250 字以上で書く必要がある。
このうち Task2については、Academic、General 両方とも Essay(小論文)で与えられたテーマについて自分の主張を述べ、その主張をサポートする理由を論理的に書いていく、という内容である。
しかし Task1が大きく異なる。

Academic・・・グラフ or 物の製造工程等の図が表示されていてその説明をする。
(グラフの場合が圧倒的に多い)
例えば、折れ線グラフが表示されていてその内容を具体的に説明する。

General ・・・手紙を書く。テーマは様々で、何かの依頼、お礼、苦情、謝罪などいろいろなパターンがある。
大抵の場合「Dear Sir/Modom」から始めるように問題文に指示がある。

どうだろう?
Writing の Task1は同じ 150 字でも、内容は全然違うのがおわかりいただけただろうか。

ではあなたはどちらで受験しようと思いますか??
ほとんどの人が「もちろん General!」と答えたくなるかも知れない。
しかし、実はここに落とし穴が潜んでいる。

General は確かに Academic より易しい。
しかし、易しいからといっていいスコアが出るほど IELTS は甘い試験ではないのだ。

英語力を評価する試験なのに、受験するモジュールによって結果が違うようでは、評価として役にたたないのだ。
IELTSは、そこまで単純な試験では無いのである。

【ポイント】
General は問題が易しい分、Academic に比べて、同じスコアを獲得するための正解率が上がっている。
その証拠↓(IELTS 公式サイトの情報)


上の表が Academic で下が General だ。
「Band Score」と書いてあるのが IELTS のスコアで「Raw score out of 40」というのは、40 問中で正解できた問題数のことである。

例えば、Reading でスコア「6」を取るには、Academic なら 40 問中 23 問、つまり半分ちょっと正解すれば良いが、General だと 40 問中 30 問、なんと 75%も正解しなくてはならない。
General は単純に4問中3問は正解しないと「6」が取れないので、凡ミスが許されないので特に注意が必要だ。

意外と General スコア6が厳しいのがおわかりいただけたと思う。
まず General 有利!という先入観はきれいさっぱり捨ててもらって、どっちがあなたにあうのか分析するのが大切なのだ!!



Academc か General、どちらで受験するのが有利?

General が有利というわけではないということがおわかりいただけたと思う。
そうなると、「自分は Academc か General どっちを受験したらいいの?」という疑問が沸いてくるだろう。

オーストラリア永住権申請の場合など、Academc、General どちらでもOKの場合は、どちらのモジュールがあなたにとって有利なのかしっかり把握してから対策に取り組まらなくてはならない。

では【どちらがあなたにとって有利なのか】を簡単に診断する方法をお教えしよう。
さぁ、早速やってみよう!

【やり方】
「Academic Reading の長文問題」を1つだけ解いてみる。(時間は 25 分間)
IELTS 問題集を持っている人は、何でも良いので Acadenic の問題を1題選んでください。
まだ持って無い人は、IELTS 公式サイトのサンプルをやってみよう。

準備はいいですか?
時間は 25 分間。
よーい。 スタート!!!

(25 分経過)
はい。そこまで!
本当は Acadenic の試験では長文3題で 60 分なので、1題 20 分で解答しなくてはならないのだが、初めてで 20 分はも厳しいので 25 分で挑戦していただいた。

では早速判定してみよう。

質問に答えてあなたの点数を合計してみてください。
1.Reading 適正
今やった Academic Reading の問題文の概要(どんな話が書いてあったか)や問題文中の単語はだいたい理解できたか?
(全部は理解できなくてよいので、わからないなりにも前後の文脈等から予想して、一応は問題にどうにか取り組めたか、それとも、全くわけがわからず歯が立たなかったか考えてみてください。)

はい。なんとか問題に取り組めたと思います。・・・・・・・・・・(1点)
いいえ。全く歯が立ちませんでした。・・・・・・・・・・・・・・・・(-1点)

2.Writing 適正
次に Writing 適正にいこう。
(こちらは特にテストはしないので安心してくださいね。)
以下の質問に答えてください。

質問1
英語で比較的フォーマルな手紙を書いた経験が何回かある、もしくはそのような手紙をさほど抵抗なく書けると思うか?

はい。英文で手紙書くのは抵抗ありません。・・・・・・・・・・・・(-1点)
いいえ。あまり書いたことないのでよくわかりません。・・・・(1点)

質問2
物事を論理的に考えたり論理的な文章を書いたりできる方か?
はい。できると思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1点)
いいえ。そういうの苦手です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(-1 点)

【結果判定】
1点~3点の人 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ Academic 向き
-1点~-3点の人 ・・・・・・・・・・・・・・・ General 向き

あなたはどちらになっただろうか?
この結果を考慮して受験モジュールを決めて欲しい。
(ずばり!この判定結果に該当したモジュールで受験した方がスコアが出やすいですよ。)

例)Aさんの場合
Reading はわけわかんなかったし、手紙は書いたことないし、論理的に考えるのは苦手だなぁ。
この場合、(-1)+(1)+(-1)だから、-1となる。
よってAさんは General 向きである。

Genaral は、長文が減るので Academic に比べると解くスピードはそれほど要求されない。でもその分、ケアレスミスは許されないからしっかりチェックが必要となる。

ということで、受験モジュール判定法をご紹介した。
この結果であなたがどちらで受験した方が有利かわかっただろうか。
自分の挑戦するモジュールがわかれば、より効果的に試験対策ができるようになる。
是非受験するモジュールを早い段階で限定して IELTS 対策に取り組んで欲しい。
(受験モジュールを決めてから試験対策をする。これ、とっても大切ですよ!!)

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