始めてIELTSを受けるあなたへ!試験内容とその攻略法

90日間での合格。
このための大事な一歩は今日から始めることだ。
明日からではだめだ。
今このサイトを読んだこの瞬間から始めることが勝敗の鍵を握っている。
いますぐできること。それを始めよう。

学習計画を立てるために、自分の捻出できる学習時間を考えてみよう。
スコアアップナビゲータを作成しよう。
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単語カードを買ってこよう。
新聞販売所に購読停止の電話をしよう。
目覚ましを2時間早くセットしよう。
これから紹介する対策法を読んで学習法を学ぼう。
今この瞬間にやれることは意外とたくさんある。
明日ではなく、今すぐ第1歩を踏み出そう。



IELTSとは?

ここでは、IELTS の試験についての概要を説明する。

試験の種類は「Academic モジュール」と「General Training モジュール」という2種類がある。
一般的には Academic は留学用、General は永住ビザ等の申請用となっている。
しかし、オーストラリア永住権のように Academic,General 両方OKな場合もあるので、勉強を始める前に自分の場合はどうなのか必ず確認すること。

試験科目と時間(Academic,General とも)
1.Listening(リスニング)
40 分(実際のリスリング 30 分+解答用紙への清書 10 分)

2.Reading(リーディング)
60 分

3.Writing(ライティング)
60 分

4.Speaking(スピーキング)
10 から 15 分

このうち、Listening(リスニング)、Reading(リーディング)、Writing(ライティング)は連続して行う。(なんと休憩無しなのです。)
最後の Speaking(スピーキング)だけは1対1の個別面接になるので、別途指定された時間に指定教室(個室)で行う。

ちなみに、日本で受験する場合、
東京、大阪会場など試験が2日間の場合は、別日に Speaking を実施する。
福岡、札幌、広島会場など試験が1日の場合は、同日午後に Speaking を実施する。
(名古屋会場は2日の場合と1日の場合がある。海外の会場はそれぞれ確認すること。)

成績スコア
1~9までのバンド(幅)で表示される。
(1が最低、9が最高です。)
全科目スコアは 0.5 刻み
各スコアのバンドの他に総合スコアとして「Overall」スコアも表示される。

例)
Listening 6.0
Reading 6.0
Writing 5.0
Speaking 6.0
Overall 6.0

受験場所
世界 120 カ国以上 200 以上のテストセンターで受験可能。
日本国内では、ブリティッシュカウンシルの各オフォス→東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島で受験可能。

試験日時
毎月1~2回
試験実施日程の詳細はブリティッシュカウンシル JAPAN のサイトで↓
http://www.britishcouncil.jp/exam/ielts/dates-fees-locations

受験料
24,650 円(年々少しずつ値上がりしてます・・・(汗))
これ以外に写真2枚、返信用封筒、切手、銀行振込み手数料がかかる。

試験結果通知方法
受験日から2週間後に郵送で通知される。

試験結果のレベル
初めての人は IELTS スコアの具体的なレベルが想像できないと思うので、一つの目安として、下記の IELTS、TOEIC、TOEFL のスコア比較を参照して欲しい。
(ブリティッシュカウンシル作成の資料を参考にしてます。)

IELTS、TOEIC、TOEFL のスコア比較表
IELTS、TOEIC、TOEFL のスコア比較

ただし、これは選択式と記述式の差を考慮していないようなので、実際は IELTS のスコアが 0.5 程度下がると思っておいた方が良い。



IELTSの具体的な試験内容

IELTS の最大の特徴は記述式の試験ということである。
「NO MORE THAN THREE WORDS」(3語以内で書け)というような条件が付く問題も多い。
純粋な文法問題は無い
IELTS では、特に文法問題は出題されない。
しかし、逆に全科目を通じて文法もチェックされていると考えてよい。


例えば、空欄穴埋めの問題では、答えとなる単語を適切な品詞(名詞、形容詞、副詞など)に変形させて解答する必要がある。
また、時制の一致や主語の単数複数による動詞の変化等もチェックされる。

Writing では文法全般についてチェックされている。
このことから、特に純粋な文法問題を出題しなくても、受験者の文法能力がわかるようになっているのである。


LISTENING(リスニング)について
Listening は 40 分間である。
しかし、実際は大きく2つの部分に分かれる。
・30 分間は実際に問題を聞いて解答する時間
(問題用紙にの余白に解答を書き込んでおいてください。)

・10 分間は解答用紙に清書をするための時間
(その後、正式に解答用紙に書き写してください。)

ということで、Listening では実質問題を解いているのは 30 分だけである。
問題は、全部で 40 題。
SECTION1~SECTION4の4つのセクションに分かれている。

基本的に SECTION1が一番易しく、SECTION2,3,4と進むに従って難易度が高くなる。

各セクションは以下の構成になっている。
SECTION1 2~3人での会話形式 一般的なトピック
SECTION2 1人での短いスピーチ 一般的なトピック
SECTION3 2~4人での会話形式 学術的なトピック
SECTION4 1人でスピーチや講義 学術的なトピック

主な問題の形式には以下パターンがある。
・4つ程度の選択肢から選ぶ選択問題
・10 以上の選択肢群から複数の設問の答えを選ぶ選択問題
・時間や値段など、数字を答える問題(単位の書き忘れに注意)
・指定された文字数以内で、空欄に適切な単語を入れる問題
・固有名詞のスペルを書く問題
・True or False で答える問題

特に注意が必要なのは、
・指定された文字数以内で、空欄に適切な単語を入れる問題
・固有名詞のスペルを書く問題
である。

指定された文字数以内で、空欄に適切な単語を入れる問題は、主に「2語以内」「3語以内」「4語以内」という3つのパターンがあるので、必ず文字数を確認しておくこと。

固有名詞のスペルを書く問題は、例えば「e」と伝えるのに「”e” for everyone」という言い方(日本語でも「い」を「いろはの“い”」と言ったりするのと同じ)をすることがあるので注意。

また、言い間違って訂正するという意地悪問題のような場合もあるので、最後まで気を抜かないこと。


READING(リーディング)について
Reading は 60 分間である。
こちらは Listening と違って解答用紙に書き写す時間はなく、60 分間フルに使って問題を解く。
問題の内容は、「Academic Module」 と 「General Training Module」で異なる。
どちらも問題は、全部で 40 題。

「Academic Module」は、長文3題の構成。
「General Training Module」は、前半は広告文等の比較的短めの題材、後半は中・長文という構成。

主な問題の形式には以下パターンがある。
・4つ程度の選択肢から選ぶ選択問題
・10 以上のワードリストから複数の穴埋めにマッチするワードを選ぶ選択問題
・段落ごとのタイトルをリストの中から選ぶ選択問題
・指定された文字数以内で、空欄に適切な単語を入れる問題
・True or False orNot Given で答える問題


特に注意が必要なのは、「True or False or Not Given」で答える問題だ。
これは、設問の文が本文の内容と一致しているか(True)、否か(False)かを答える。

ここでやっかいなのは、「Not Given」である。これは、内容が一致しているかどうか判断できないという意味である。
例えば、本文が「Aさんは風邪を引いて会社を休んだ。」だった場合、以下のそれぞれ文を見てみよう。
1.「Aさんは会社を休んだ。」・・・・・・・・・・・True(本文のとおり)
2.「Aさんは風邪を引かずに元気だった。」・・・・・False(風邪を引いた。)
3.「Aさんは盲腸になった。」・・・・・・・・・・・Not Given
(盲腸になったかはどこにも書いてない)
4.「Bさんは風邪を引いて会社を休んだ。」・・・・・Not Given
(Bさんのことはどこにも書いてない)
5.「Aさんは夜更かしをして風邪を引いて会社を休んだ。」・・・Not Given
(夜更かしのことはどこにも書いてない)

このように、本文中から明らかに、正しいか間違っているかが判断できるものを除いて、全て Not Given となる。(本文ではどちらか判断がつかない)
Not Given の意味をしっかり理解して、選択問題で確実に点数を稼ごう。


WRITING(ライティング)について
Reading は 60 分間である。
Writing も Reading 同様、「Academic Module」 と 「General Training Module」で問題の内容が異なる。
問題の内容は違うが、基本的な出題形式は同じ。
どちらも2題出題されて、Task1 と呼ばれる1題目は 150 字、次の Task2 は 250 字で書くという条件である。

150 字と 250 字合わせて1時間で実施する。
しかも、Task1 より Task2 の得点の比重が2倍高いので時間配分もそれに応じて Task2 に2倍の時間を割いた方が良い。
理想的なのは、Task1 に 20 分、Task2 に 40 分という配分である。
でそれぞれこの時間を目標に練習するのが効果的。

Task1、Task2の出題内容は以下のとおり。
Task1
Academic
与えられた図を説明する問題。図は殆んがグラフか表である。
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、統計の表
ごくまれに物の製造工程を示した図の説明や、ある同一地域の地図が異なる年度で数枚表示されていてその比較を説明する場合がある。

General
手紙を書く。内容は何かに対する、お礼、依頼、苦情、謝罪など。
親しい友人ではなく、会社や学校等の担当者に書くケースが多い。
そのため文体もセミフォーマルで書く。

Task2
Task2は Academic も General も出題内容は同じ。エッセイ「小論文」だ。
(具体的な問題内容は共通ではなくそれぞれ別の問題だが、基本的な出題内容は同じ)

あるテーマが与えられて、それに対する自分の主張を論理的に書く。
テーマは、社会問題や環境問題など幅広い分野から出題される。
例:「刑務所は囚人達にとって新たな犯罪の学習の場になっており本来の効果が無いという意見や、刑務所の暮らしは充分に厳しいものとは言えないという意見がある。この問題に対するあなたの考えは?」


SPEAKING(スピーキング)について
Speaking は「個別面談」なので、他の3つの科目とは違って時間をあらためて別途実施する。
指定された時間に行って面接を受けるのだ。
時間は 10~15 分くらいで、面接官と受験生が1対1の面接形式で行う。

個別面談と聞くと緊張するかもしれないが、基本的に面接官はみんなフレンドリーに接してくれるのでそんなに心配する必要はない。
(例えば、こっちが「緊張してます。」なんて言うと、逆に「こっちも緊張してるから大丈夫(笑)」なんて冗談を返してきたりしてくれます。意外とフレンドリーですよね。)

Speaking では、あなたの話した内容は全て録音される。
Speaking は1対1なので、面接官1人だけの主観でスコアが決まってしまう可能性がある。そこで、より公平性を確保するために、面接内容を録音して後で別の面接官がチ
ェックするしくみになっているのだ。
ということで、面接の初めに小さなテープレコーダを机の上において録音を始めるので驚かないように。


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