文法や語彙に関する問題で高得点をとるため10のテクニック

 文法や語彙に関わる問題は、量的にも多く、高得点を目指すためのまさに母体となるべき部分です。
穴埋め問題という形式は昔から良くあるパターンであり、基本的な事を問うものが多くなっています。

しかし基本だからと言って、簡単な問題ばかりが並んでいるわけではありません。

ただし、穴埋め問題にも傾向はあります。
傾向というより、「テクニックとして通用させることのできる部分」と言うこともできます。

以下にそうした秘密のテクニックを網羅していきます。
見落とさないよう、しっかり頭に入れてください。


テクニックその1「品詞を問うもの」
最初に選択肢に目を通してみましょう。
「これは品詞を問う問題である」とすぐに見抜ける問題があります。

その見抜き方は、「異なる品詞が選択肢の中に3つ以上変化形として含まれているものがあれば、それは品詞を問うものである」というものです。

そういう問題を見つけた場合、もう全文を理解する必要はありません。
その空いている部分の前後数語のみを見て、答えを導くことが可能です。

もし空いている場所の前に冠詞や所有格があれば、「名詞が正解」になります。
空所の前後に動詞が入っているならば、「副詞が正解」となります。

「そんな簡単に決めてしまって大丈夫?」と思うかもしれません。
しかし文法をわかっていれば、これが正解となるのです。

TOEIC は英語の実力を問うものですが、同時に、語学としての英語をどれほど理解し、修得しているか、というものを問うものでもあります。

これが日本語でできていたならば? と考えれば、おのずとこれが正解なのだとわかるようになります。


テクニックその2 「前置詞、機能語を問うもの」
前置詞は覚えるしかないものであり、知識を問う問題です。

したがって「考える」という作業よりも、ひたすら知識を思い出すか、それを思い出すための重要なカギを文中から見つけ出す作業となります。

では「思い出すための重要なカギ」とは、どこにあるのでしょうか?
それは「空所を含むイディオムか、そのすぐあとに続く名詞」に大きく関わってきます。

空所のすぐあとに続く名詞が複数形なら「a few」、「all」、「some」、などが答えとなります。
逆に単数形であれば「every」、「another」、「each」、などが正解となるのです。
どちらも文法や語彙を問う問題の中で10%程度は出る問題なので、ぜひ手堅く押さえていきましょう。


テクニックその3 「SとVの関係を把握する」
これは、人称に関するトリックを見破ろうというものです。一人称、二人称、三人称などというと、もちろんIや you などになりますが、例えば meetings という単語が主語になる場合、be 動詞は is ではなく are になり、過去形であれば was ではなく were になります。

比較的簡単そうに見える問題なので、ここは素直に~と直球を投げてしまいがちですが、文の最初の複数形、今回の場合は meeting(s)の(s)に気付かなかったばかりに、単数と複数を間違えて選択してしまう、等という事があります。
同様の引っかけとして games、works など、注意が必要です。


テクニックその4 「子供の接続詞に関すること」
「子供の接続詞」とは、何のことでしょうか?

それは、「and」、「but」、「or」、「nor」、などのことです。

主に前後関係を読むことで、仲の良いパートナーとなっている単語が文章の中に隠れている事がポイントになります。

例えば「both~and…」や、「either~or…」などのように、接続詞の仲良しの言葉(続けて使われることの多い言葉)を探す事がポイントです。
深く考えるよりも、選択肢に接続詞が含まれていれば、まず全体の中から仲間となる単語を素早く探しましょう。


テクニックその5 「大人の接続詞に関すること」
「大きな接続詞」とは、何のことでしょうか?

それは、「if」、「although」、「since」、「because」などのことです。
2つの節を繋ぐ(主語+動詞)というところから、こういう言い方が使われます。

とにかく文章を全部読んで内容を把握せねばならないので、時間が掛かり、単語力も必要とされます。これらが出た場合は、しっかりと時間をかけて取り組むことが大切です。

これらの接続詞の中でも、例外的に正解がすぐに見つけられるものがあります。
それは、「during」や「despite」などが選択肢に入っている場合です。
空白部のあとが名詞となっている場合は、例外なくそれが正解になります。
ぜひ、覚えておいてください。


テクニックその6 「 each ・ every の単数 all の複数」
student や member など、一定の括りを表す単語の場合、その前に each 或いは every が付いていれば「単数形」として、all が付いていれば「複数形」となります。これらの後に続く動詞、be 動詞の変化に注意して下さい。
TOEIC は小さな落とし穴の連続であり、こうした細かなトラップの積み重ねが、大量のスコア獲得、或いはスコア失点を生み出す原因となります。
細かいようですが、是非覚えておいてください。


テクニックその7 「動詞が変化しているもの」
選択肢の中で動詞が変化したもの、つまり活用形が並んでいるようであれば、まさにこのタイプだとすぐに判断しましょう。

これらは、文中に時間を表すような副詞があれば、それに応える時制(時間)を選べば OK です。
逆に時間の副詞が文中に存在していなければ、主語との関係を見て、受け身なのか能動なのかを確認してみましょう。
また、名詞と動詞が同じスペルのものが混じっている事もあるので、時間が掛かる少し厄介な問題とも言えます。


テクニックその8 「語彙を問うもの」
語彙を問う問題は、とにかく一番多く出題される問題です。

選択肢に貼る単語の品詞が全て同じなので、どれが語彙問題かはパッと見てわかります。
ただし文章の頭から終わりまでを全て読み、把握しなければ回答できないので、前置詞の時と同じように単語力が必須となります。

問題としてはたくさんあるので、悩み過ぎる前にばっさり斬り捨てて前に進むことも時に重要です。
テクニックと根本的な実力は表裏一体であることを忘れず、捨てる事で前に進む勇気も忘れないようにしてください。


テクニックその9 「代名詞を問うもの」
代名詞を問うものは、あまり時間の節約ができない、全文を読むタイプの問題です。
まず押さえるべきは、以下の 2 点です。

①その代名詞が指しているところの名詞は、単数形なのか複数形なのか?
②それは人なのかそれ以外なのか?


この部分に特に注意して、問題を読み通してください。
また関係代名詞はほぼ読まないとしても、先行詞と、そのあとに続く文と空所の関係を確認すれば、解ける仕組みになっています。

数は全体の10%に満たない少ない問題なので、つまずいてしまったときは、これも潔く捨てて、次の問題に取り掛かることを考えるようにしましょう。


テクニックその10「比較を問うもの」
比較を問うものに関しては、選択肢に主に比較級や最上級の単語が並びます。
これらは単語が少ないので、まずは丸暗記してしまうことが大切です。

ポイントは以下の点です。
① 「than」は比較級を表す
② 「of all」や「in history」は最上級を表す


これらのキーワードは、必ず丸暗記しておいてください。
最上級はとにかく the と仲が良いので、その辺りを頭に入れておくと良いでしょう。また「as~as」という場合も正解が多いので、チェックを怠らないようにしてみましょう。

以上が文法や語彙に関わる問題のテクニックです。ある程度パターン化しているので、それらを上手く頭の中に記憶しておく事で、応用させ、高得点を狙うコンボを発動させることができるようになります。

時に斬り捨てることも大事だといくつかの場所で書いていますが、逆に全体としてみればその、多少のものが積み重なって大きくなる部分もあります。

できるだけ取りこぼしのないように、このセクションの全てを網羅してください。

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