Japan is a narrow countryは間違い!narrow/smallの意味の違いは?

Japan is a (narrow/small) country.

( )の中の単語をそれぞれ選んで、この2つが持つニュアンスが両方、分かれば(イメージできれば)、今回は言うことなしです。

ここから読みすすめる前に一度、今あなたが(アマタの中に)持っている、narrow と small に対する映像をイメージしてみるといいです。

どうせ読むのであれば、読み終えたその瞬間から、実践で使えるものであればそれが一番だし、そうあるべきだと思うからです。

さて、イメージできましたでしょうか?

正しいか正しくないかは、この際、100万メートル先に置いておいて、あなたがどんな風に認識しているのかだけを確認してみたらいいです。
それでは、行きますね。


narrowとsmallのニュアンスの違い

よく、日本語特有の表現で、何かお土産に渡したりするときに、「つまらないものですが・・・」と言ったり、家に招くときなんかは、「狭いところですが・・・」と、言ったりするわけなんですが、これを英語にそのまま直訳してしまうと、ちょっとまずいわけです。

実際にボクは笑われてしまった経験が少なからずあるから余計にそう思うわけですね(苦笑)。

よく外国人と話していると、これは、経験のある人もいるかと思いますが、日本の国の面積だとか、人口を聞かれることがよくあります。
自分で調べろよーとか、思ったりもするわけなんですが(苦笑)

こんなとき、「日本は狭い国なので~」というのを、
Japan is a narrow country, so...
なんて言おうものなら、笑われても仕方がないわけですね。

きっと、こんな具合に指摘されるんじゃないかと思います。(ボクはされましたし 笑)

Japan is not a narrow country but a small country.

日本語の「狭い」という表現には、幅が狭いという意味と、面積が小さいだとか、広くないというニュアンスも含まれているので、こんな風にいわゆる、英語の考え方、表現の仕方に慣れていないと、日本語の直訳型英語ができてしまうわけです。

英語では、「面積が小さい」という意味での「狭い」は、small で表しますので、例えば、
「 (私の家は)狭いところですが・・・」
と、言う場合は、
My house is small, but...
と言うし、冒頭で紹介した英文も、正しくは、Japan is a small country となるわけです。

では、narrow はどうかというと、これは、単に「幅が狭い・細い」(←イメージしてみてくださいね)というニュアンスです。

決して、小さいのではないということです。
なので、Japan is a narrow country と表現するのは、かなり違和感が出てくるわけです。

どんな風に使うかというと、例えば、
「その道は(幅)が狭すぎて、車が通れません」は、
The road is too narrow for the car to get into.
と、こんな具合になるわけです。

また、narrow には、よく日常会話なんかだと、「知識・範囲・心が狭い」という意味で使ったり、
narrow knowledge(知識、知恵がない)
narrow mind(心が狭い)
という具合で使われます。

スポーツの場合だと、
narrow victory(辛勝)
narrow escape(危機一髪、かろうじて)
という意味で使われることも結構あります。


wideのニュアンス

この機会に wide も説明しておきます。
簡単なので、ササッと読めると思います。

これは、narrow の反意語で、単に端から端まで距離が長いこと、つまり「幅が広い」ことを表す言葉です。

The car is too wide to get into the road.
と言えば、「その車は幅が広すぎて、その道に入ることはできません」
という具合になるわけです。簡単でしょ?

それからもう1つ。
broad は、同じ幅が広いにしても、広々とした広がりをイメージさせる語なので、wide street は単に「幅が広い通り」。
broad street は、「広々とした通り」という感じでこれが使えると、かなり日常会話の中でも表現に躍動感(やくどうかん)を持って表現できると思います。

例えば、ニューヨークのマンハッタンにある
Broadway



仮に、これが Wideway だったとしたら、ちょっと感じが出ないわけです。(イメージできますか?)
それくらい表現が少し違うだけで、大きな違いだということです。

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