TOEICのリーディングで時間切れになる!その原因と対策

 TOEIC のリーディングは、時間が非常にタイトです。
なるべく速く、多くの語句を理解し、読み進めていくためには、リーディング中に頭の中で語句を発音しないで、読んでいくことが必要になります。

リーディングにおいて、「発音する」とは、どういった意味なのでしょうか?

私たちは本を読むとき、どのようにして読んでいるでしょうか。
試しに近くにある日本語の活字を読んでみてください。心の中で発音を意識していますか?
「心の中で文章を音声として認識させ、読み上げる」ことを、していますか?

していないはずです。
そんなことをしなくても、しっかりと意味が頭に入ってきているからです。

では、英語はどうでしょうか?
英語が苦手な人や、また苦手でなくても英語が母国語でない人は、英語のテキストを目で追っているとき、内容が難しくなればなるほど、頭の中で実際の発音(発声している自分)を意識しながら、読み進めています。

私たちは英語を読む場合、以下のようなステップで言葉を認識しています。

文字・言葉 → 目で見る → 頭の中で発音する → 理解する

リーディング問題を素早く解いていくには、このステップを根本的にカットする必要があります。つまり、
文字・言葉 → 目で見る → 理解する
と、するのです。
リーディングを効率的に解いていくコツは、文字をあくまでも文字として捉え、音としての文字を排除することです。

試しに日本語の文章を、頭の中で発声しながら読んでみてください。
そのとき読み進めるスピードは、早口で喋っていく程度のスピードと、同じ程度であるはずです。

つまり、とても遅いのです。

問題数が多い TOEIC で、これと同じ思考パターンで問題を解いていたら、とても時間が足りません。リーディングでいつも点数が伸びない、時間が足りずに困っている、という人は、この部分が問題であることが多いのです。

それでは意識的に心の中の声を消して、英文を読んでみてください。最初は戸惑うはずですし、何度も読み返してしまでしょう。
またいつもと違う思考プロセスに、かえって効率が悪いようにも感じてしまうかもしれません。
しかしそれは、赤ちゃんがいきなり立ち上がって、全速力で走れないのと同じことです。慣れれば、必ずできるようになります。

そして最終的には、
英語を読む → 日本語に頭の中で変化させる → 理解する
という思考プロセスをさらにスリム化し、
英語を読む → 理解する
という思考プロセスにするのです。
つまり英語を英語で理解する、という方向を目指すのです。

これにより英語自体を速く読み、速く理解することができるのです。
勉強そのもののテクニックとは少し離れた事かもしれませんが、こうした習慣を効率へ、そしてテクニックにすることで、スコア950点さえも遙かなる夢の彼方ではなくなります。

この思考プロセスは、実践してみるとそれほどたいしたことのないものであると感じられるかもしれません。
しかし、こう考えてください。

そんなたいしたことのない事さえ、ほとんどの人は実践していないという事実があるのです。

あなたは今この瞬間に、それを知りました。
だからこそ、実践してください。
これをしっかりと実践できれば、あなたの目標とする人、同僚やライバルに、グンと差を付けることができるでしょう。

勉強する「質」を変える事で、同じ勉強時間で、解くことのできる、接することのできる問題が増え、反復練習の回数も増えます。

慣れてきたら英英辞書(英語で書かれた英語の国語辞典)を使うようにすれば、あなたのスコアが夢のようにアップする日は、遠くありません。

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