丸暗記は大変!ニュアンスで前置詞を理解する(at to on in)

■ at と to
場所の前には、at。
「~に」という意味で使うときは、to。

学校で習うのは、ここまでです。

このパートでは、ここから、もう一歩先へと進んでいきましょう。
あなたのオリジナルな英語を話していくとき、必ず、役に立ちます。


場所を表すときに前に付ける単語  at

あなたをはじめ、恐らくはこんな感じで覚えている人が大多数だと思います。
(何を隠そう、私がそうでした 笑。)

ただ、at そのものが持つ本来のニュアンスは微妙に違いますので、使うときは注意が必要です。

ここでイメージして覚えておくと意識して使える場面、というものがかなり増えますので非常に便利です。

at というのは、限られた1点(場所など)に重点が置かれるだけではないんですね。

これは恐らく、聞いたことないと思うのですが、方向を表す(示す)という意味合いも実は持っているそんな単語です。

例えば、
Taro kicked the ball to the children.
という英文があったとしたら、どういう訳になるかというと、「太郎は子供たちにボールを蹴った」となるわけですね。

そして、これはありうるわけです。
私が歩いていて、ボールが転がってきたら、そりゃあ、蹴り返します。
所々に、テクニックを加えながら蹴り返してあっと言わせるわけです。大人げない(笑)。

一方で at を使うとどうなるのかというと、こうなります。

Taro kicked the ball at the children.

これは、99.9%ありえない。
「太郎は子供たちをめがけてボールを蹴った」
という意味合いになるからです。

よっぽどのことがない限り、ありえないわけです。
何たって相手は子供ですからね。だから99.9%なんですね。
100%ではないにしろ(笑)。

同じように、
Taro kicked the ball at the goal
となれば、ゴール前にいる方々はたまらなく怖いわけです。
こんな具合に(笑)。


それから、
Taro shot the bird.
ならば、「太郎は鳥を撃ち落した」という意味になりますが、
Taro shot at the bird.
この場合でしたら、意味はどうなると思いますか?

そうです。
先ほど、太郎がゴールめがけてシュートしたときと同じで、「トモは鳥を狙い撃ちした」という意味になります。

打ち落としたかどうかはこの際、どうでもよくて、狙って打ったのかどうなのか?この部分のみに、焦点が当てられるわけです。

こんな具合に at という前置詞には、【狙いとなる1点】プラス【方向】というイメージとして覚えておけば まず問題ないです。
これから、向かう先【狙いとなる 1 点】、そして時には狙い撃ちする【方向】こんなニュアンスを含んでいる単語になります。



到着点を表す to

私は頻繁に移動手段で電車を利用するのですが、
「この列車は○○行きです。」
こんな感じの機内アナウンスをよく耳にします。

これを英語にしてみると、
This train goes to ~.
This train leaves for ~.
This train bound for~

大体、聞こえてくるアナウンスはこの3パターンのうちのどれかです。

for は、相手に対して何かを渡したりするときは、「for you」というような具合で使われているように、これから向かう【方向】のみを表しているのに対して、to はこれから向かう先の【到着点】を表しているという違いがあります。

そのため、Taro took a train for Tokyo.
という場合であれば、トモは東京行きの電車に乗っただけで、 実際に東京に到着したかどうかは分からないわけです。
(for は方向のみを示しているからですね。)

どんな感じになるのかというと、こんな感じになります。


電車(新幹線)には乗っているものの、今はどこなのか不明。

逆に、
Taro took a train to Tokyo.
ならば、太郎が電車に乗って東京に到達したことを表していることになるわけです。

東京~東京~♪
ツ―(to)キョウ~ツ―(to)キョウ~♪



前置詞なんて、結局、何だっていいでしょ?

これは誰よりも私がそう思っていたことですが、いざ、使ってみて、相手に通じているのを感じると、前置詞は使えるし、イメージができているだけで、日常英会話力にダイレクトで直結してくるんだなぁと実感せざるを得ないわけです。

まとめると、
at →【狙いをつけた1点】に重点がおかれます。
今回の例だと、敵意を持って狙う at ですね。

to →これから向かう、【到着点】を暗示させるです。

もう少し続きます。



■ in と on
乗り物に「乗る」時は
get on~
get in(to)~
と英語では表現しますが、正直、これってキッチリと使い分けて使えてますか?という話です。

「飛行機に乗る」
これだったら、get on the plane
と表現すると思いますが、
get in the plane
と言うことも実は出来ます。(特に私は。)

なぜだかわかりますか?



車内での主導権を握っているニュアンスも表す in

in の持つニュアンス。

一般的(学校で教えられるであろう意味)なのが、
・ 全体がスッポリと包みこまれている
・ 何かの空間(電車だとか、家)に入っているイメージ


こんなところではないでしょうか?
しかし、これだけでは、まだ不十分です。

なぜかというと、in が持つ本来のニュアンスというのは、例えば、タクシーなどに乗り込んで、運転手に行き先を伝えるなど、車内での【主導権】を握っている感じを表しているからです。

同じようにエレベーターに乗った場合は
rode in an elevator となりますし、船に乗り込んだという場合は、get in(into) a boat となるわけです。

「ワシが船長やでーーー」という場合は in なわけです(笑)

ホテルに入るとき(部屋に入るとき)も check in ですよね。
オレ/私が、その部屋を使うのよー!みたいな。



get on the plane と get in the plane の違いは?

on の基本的なニュアンスは前にも説明したように「接触」なんですが、イメージとしては、電車、バスなどの大型の乗り物に乗っているそんなイメージです。

大勢いる乗客の一人として、乗っている「箱」の上にただ乗っているだけなので、in とは違い、運転に直接かかわることはないわけです。

いくら乗っている途中に
「トイレーー!!」
と叫んでも、バスはともかく、電車を途中で降りることは出来ません。

ここまで読めば、
get on the plane と get in the plane の違いはもうイメージができると思います。
まだ、イメージできないようであれば、読み直し、です(笑)。

get on the plane の場合、これは一般の乗客として「乗る」ことを意味します。
(この意味が一番多く使われますよね。)

こんな感じです。

(サンディエゴから LA に向かう機内)


それでは、get in the plane の場合はどうかと言いますと、これは飛行機の操縦に関わるパイロットとして、コックピットの中に乗り込む感じです。

オレがキャプテンやでーという具合です。


まとめ
get on →単なる箱に一般乗客の一人として乗る場合
get in →乗り込んで運転に何らかの形で関わる場合

です。

サブコンテンツ/dt>

このページの先頭へ