分ける・分かれるの意味で使われる separate split share divideのニュアンスの違い

Taro (separated / split / shared / divided) his trousers climbing over the fence.
trousers:ズボン

「Taroは塀をよじ登ろうとして、ズボンを破ってしまった」

突然ですが、上の英文を見て、それぞれの単語が持つニュアンスの違いは分かりますか?

何となーくで大丈夫ですので、一度、読み進める前に、それぞれの英単語が持つニュアンスをイメージしてみてください。

今回は、separate、split、share、divide の4つですね。
イメージできなくても、イメージする努力はしてもらえたら嬉しいです。
理由は、読み終えた後の、吸収率が全く違うからです。

“全く”です。(数値として提示できないのが残念ですが、それくらい違ってきます。)

ただ読むのと、自分が参加して読むのとでは、やはりどうしても違いが出てきてしまうんですね。

あっ、share なんかは日本語でもかなり馴染みがあると思うので、イメージしやすいのかなと思いますが、どうでしょうか?

というわけで、今回は、この「分かれる」(この例文で言えば、「破れる」)のニュアンスを説明しますねー。エイエイオーーー!!!!



splitのニュアンス

split は、例えば餅がパクッと割れる、または割れている状態のまさにあの餅のような状態や、ズボンがビリッと縫い目に沿って破れたりするように、物がある線に沿って分かれる・破れる・裂けるというのが基本的なニュアンスです。

これだけイメージできるようにしておけばまず大丈夫です。
ただ、気をつけておいて欲しいのが、意識が置かれる点はビリッと破れた切り口(または線)ではなくて、ビリッと分かれた、または裂かれた物に焦点が当てられるということです。

日本語には、物が二つに分かれる表現として、「分裂する、裂ける、破れる」などなど、沢山ありますがイメージとしては、物が分かれた後のそれ(物)自体に焦点が当てられます。

Taro split his trousers climbing over the fence.

これは、冒頭で紹介した英文ですが、イメージとしてクローズアップされているのは、「ズボンが破れたー」と嘆いているTaroの心境に焦点が当てられているのではなく、破れたズボンそのものに焦点が当てられているわけです。

また、split は、その他にも物だとか政党などが分裂したり、費用や利益なんかを二人(もしくはそれ以上)の間で「(均等に)分ける・分配する」ということもニュアンスとして含んでいますが、これは覚えておかなくても大丈夫です(笑)。

それよりもまず大事なのは基本をしっかり抑えておくことです。


share のニュアンス

share は、自分の物を人に分けてあげたり、二人以上の間で均等かつ平等に分けて使うことを表すニュアンスとして含む言葉です。

日本語で近い表現には「おすそ分け」という言葉がありますが、share はそれに近いかなーと思います。
自分だけではなくて、相手にも!

share には、「あの人のためにー感」があるでしょ?(笑)。
そんな柔らかいニュアンスが伝われば OK です。

split が、分ける物や分かれた物に焦点が当てられるのに対して、share は、物ではなくて、それを与えられる人や対象となるモノに焦点が当てられるという違いがあります。

日本では、「シェアする」という具合にカタカナ英語が浸透しているので、馴染みがあると思いますが、そのイメージでそのまま考えてもらえば OK です。

share は、与える「人」、もしくは、与える「場所」(ルームシェアとかね)に焦点が置かれるということですね。

イメージできますでしょうか?

自分で英文を作ってみる(アウトプットしてみる)とイメージとして定着しますので、やってみるといいですよ。


divide のニュアンス

divide(←発音は各自、調べておいてくださいねー)は、算数で使うあのコンパスをデバイダー(dividers)と言うように、基準や寸法などに従って注意深く分けることをニュアンスとして含む言葉です。

ちなみに、divider というのは、部屋のしきりのことですね。
キッチリ感がある、そんな単語。

キチンと寸法を図って分ける。そんな「しっかりもの感」を持っている単語ですね。

They have divided the first floor into five rooms.
「一階を5つの部屋に分けた」

ただ、単純に5つに分けたということではなくて、寸法、間取り等をキッチリ注意深く分けた。
ニュアンス伝わる感じとしては、こんな具合です。

(部屋を)しっかり分けておかないと、兄弟喧嘩が始まってしまう・・・
もしくは、住居人からクレームが来てしまう・・・・
などなど、ニュアンスとして、または映像として、こんな絵が見えてくるわけですね。


separate のニュアンス

separate が持っているニュアンスですが、これは例えば、
・朝鮮半島が戦争の結果、2つの国(韓国と朝鮮)に分かれる。
・卵の白身と黄身を分ける。
・両親や恋人同士が別れる。

こんな具合に、もともと一体であったものをパックリと切り離して分けることをニュアンスとして含んでいる言葉です。

「分ける」という意味で最も一般的な言葉がこの、separate です。

というわけで、今回は以上です。
いつものように、是非イメージできるまで繰り返し読んでみてくださいね。

暗記じゃないよーイメージだよーーです(笑)。

できるかできないかではなくて、やるかやらないか。
アタマがいいか悪いかではなくて、慣れるか慣れないか、です。

サブコンテンツ/dt>

このページの先頭へ