閉じるの意味で使われる shut close のニュアンスの違いは?

・The door shut behind me.
・The door closed behind me.

この2つの英文の違いがイメージできれば、今回は、以上です。終わり(笑)。
と、言ってしまうと、本当に終わってしまうので続けますが、実はこの英文は2つとも、どちらを使っても間違いではないです。
そして、ネイティヴにはどちらも通じます。

唯一、違うのは相手に伝わるニュアンス(イメージ)です。
というわけで、今回はその違いをお伝えします。


shutのニュアンス

shut は、一言ってしまえば、すばやく、且つ瞬間的な動きをニュアンスとして含んでいます。
焦点が当てられるのは、先に挙げた例文だと、「閉められた(閉めた)」という「事実」の部分。

例えば、写真を撮られる人、または撮る側の人が「カシャ」という一瞬のチャンスを見逃さないで、シャッターボタンを押す。
shut は分かりやすく言えば、こんなところです。

この、瞬間的な速さ
これが shut が持つニュアンスになります。

では、close が持つニュアンスは?
引き続き行ってみよーー!!ヒントはシャトルバスです。



close が持つニュアンスは?

close は言ってしまえば、徐々にゆっくりとした動き。
こんなニュアンスを含んでいる言葉です。

理屈っぽく且つ、嫌味っぽく説明すると(笑)、形容詞 close が持つ意味として、
「近い・接近した」
という日本語訳からも分かるように、冒頭で挙げた例文の意味は、ドアが閉まり始めてから完了するまでの過程に焦点が当てられているわけです。

ドアが、閉まり始める(スタート)

ゆっくり、ゆっくり閉まるという事実に「接近」する。

パタンとドアが閉まる。

イメージ(描写)としては、こんな具合です。

ですので、一般的には shut よりも、close の方がやや改まった感じで、上品で丁寧な響き(ニュアンス)があります。

例えば、歯医者さんが患者さんに向かって「口を閉じて下さい」と言うときは、
Shut your mouth.
ではなくて、Close your mouth. と言います。

場合によっては、Shut your mouth.は Shut up!と同じように、「黙りなさい」という失礼な言い方になってしまいます(経験上 笑。)

Close your eyes.はさしずめ、催眠術にかけるあの瞬間をイメージしてもらえたらいいかなと思います。
「はい~ゆっくり目を閉じて~」と。

一方、目にほこりや虫が入ったら反射的に、I shut my eyes.
となりますね。
繰り返しになりますが、shut はこの一瞬のスピードに焦点が当てられます。

では、もう一度、冒頭で紹介した例文を見てみましょう!!
反射的にイメージできるようであれば、 今日は、合格です(笑)。

・The door shut behind me.
・The door closed behind me.

冒頭で始めて上記の例文見たとき、それから、ニュアンスを頭でイメージできるようになってから、再び、同じ例文を見たとき、果たしてどれくらいの違いがあるでしょうか?

是非、体感してみてくださいね。
この体験が蓄積していくことで英語は確信に変わります。

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