リスニングの苦手意識を克服する!リスニング上達に役立つ4つの学習法とは?

リスニングの勉強は、とにかく「聴くこと」です。

では、TOEIC で高得点を取るためには、何をどのようにして聴くのが一番効果的なのでしょうか?

世の中には様々なリスニング学習教材があり、様々なやり方が提案されています。その中で、TOEIC の攻略に一番役に立つリスニングの勉強の基本姿勢を説明します。

それは、
今の自分よりややレベルが低い問題を反復練習すること
です。

普通はステップアップを目指してどんどん難易度を上げていくはずなのに、なぜ敢えてレベルを下げるのだろう? と疑問を抱かれる方も多いことでしょう。
しかしリスニングに難しい教材を選ぶことは、必ずしも TOEIC で高得点を取るための勉強において、効率的であるとはいえません。

なぜなら少し理解できる程度のレベルの教材では、わかったところを見つけて聴いていくだけで、勉強した気になってしまうからです。

まずは、自分が全文をほぼ完璧に理解できるレベルのものを頭に焼き付けるのです。それによって、あなたの耳の「聴く力」が、確実に上がっていきます。

少しやさしいと思う程度の教材であっても、知らない単語や表現は必ず出てくるはずです。それを、しらみつぶしに無くしていきましょう。
焦らず、じっくりと足元を固めていく感覚で進んでいくのです。

たまに、「英語は聴き流すことで上達する!」 と謳っている本もありますね。
耳に英語の音を慣れさせる、というものです。

しかし、ひたすら聴き流すだけの勉強法は、あまり効果的ではありません。

意味の分からない英語を聴いても、それはただのBGMに過ぎない、ということを、しっかりと理解してください。
意味が理解できて、初めて英語として、あなたの中に蓄積されていくのです。

問題のレベルは、あくまで少しずつ、確実に上げていきましょう。
1つ1つの段階を、完全にクリアすることが肝心です。



リスニングが苦手という人にオススメの「シャドーイング」 とは?

TOEIC のリスニング問題の全 100 問のうち、半分の 50 問は自分の「耳」だけが頼りです。

リスニングが苦手な人は、「自分はもしかしたら耳が悪いのかもしれない」と悩んでしまうほど、英語の音を聞き取ることができません。

でもそれは耳が悪いのでは全くなく、英語を聴き取るための効果的なトレーニングを行っていないから、というのが原因です。

英語聴く練習をたくさんこなしたつもりでも、ただ聴き流すだけではほとんど効果がないのです。
「耳が悪い」
「自分は英語に向いていない」

そう考えてしまうほど英語が苦手な人に、とてもシンプルで、かつ効果的なリスニングの勉強方法があります。

それは、「シャドーイング」と呼ばれる練習法です。
シャドーイングのやり方は、本当に簡単です。

では説明します。
用意するものは、
① 英語の CD やテープ
② ①の英文と対訳が付いたテキスト
これだけです。

進め方は、
① 音声を流す
② 音声に対して 1 秒ほど遅れて、音声と同じ英語を声に出して再現していく

この繰り返しです。

この練習方法は、仕事で通訳を行う人や留学を志す人が必ず行っている練習方法です。どんなに英語が苦手で、聴こえず、話せない人であっても、毎日繰り返していけば必ず上達します。

最初はなるべく簡単なレベルから選んでください。なぜなら流れている音声の英語が速くなったり、長くなったりすると、すぐに遅れてしまい、ついていけなくなってしまうからです。

シンプルな会話文の教材をゆっくり、そして繰り返し練習するようにしましょう。
そうするとだんだん、ネイティブの英語の音を正確に掴むことができるようになります。


英語を単に聴きながすよりも、頭に入ってきた音を自分の口と声で忠実に再現しながら理解していくほうが、英語の音そのものを正確に、体に覚えさせることができるのです。

ただしこの練習方法は、あるレベルまで上がったところで、いったん効果がなくなります。
そのレベル以降は、実力の現状維持にはなっても、上昇しにくくなります。

そのレベルとは、聴き取る英語の語彙のレベルが、自分の語彙力を超えたときです。

聴き取った英語の「意味」までは、シャドーイング練習だけではわかりません。レベルの高いテキストでシャドーイングを行うには、まずは語彙レベルを上げていかなければならないことを、しっかりと理解しておいてください。

つまりシャドーイングを通して、英語を音として捉える能力が付いてきたとしても、その音をしっかりとした意味に変換する知識がなければ、実践で使えるレベルのリスニング力にはならない、ということです。

リスニングが苦手、と思っている人にとって、シャドーイングは非常に有効な練習方法です。まずは簡単な教材から、試してみてください。




古典的な上達テクニック!ディクテーションについて

リスニングの上達テクニックに、「ディクテーション」というものがあります。
これはとても古典的な上達テクニックであり、練習方法の名前は知らなくても、すでにこの勉強方法を取り入れている人は多いかもしれません。

しかし、古典的な上達テクニックですが効果は絶大です。
適切にまとまった期間取り組んでいけば、かなりのスコアアップが望めるテクニックです。

ディクテーションの進め方は、「英語の音声を聴き取り、それをノートに書いていく」というものです。

効果的なディクテーションのやり方を説明します。

まず、英文は何度でも繰り返して聴いてください。
一度で全てを聴き取ろうとは思わないことです。

最初のヒアリングの際には、全体の話の筋だけを頭に入れることを心がけていきます。

その際、以下の点に注意しながら聴いてください。
① どのような人物が出てきているのか
② どんな問題(目的)について話されているのか
③ どのような結果(結論)が述べられているのか

といった大まかな話の筋を、ノートに書き取ってください。

その後何度もリスニングを重ねていき、少しずつ細部を完成させていきます。
つまり、文章を完成させていくのです。

文章中の主語と動詞、目的語、などの重要な構成要素となる言葉を先に書き取ります。細かい部分(修飾語など)は後回しで OK です。

文章中の情報に優先順位をつけていく作業」を行っていきます。
この作業に慣れてくると、文章中の順位の高いものをすぐに察知し、しっかりとそれにならって情報を書き取っていけるようになります。

この英文の聴き方は、非常に実践的であるといえます。
なぜならテストだけに限らず、実際に英語を使って生活していく上でも、情報の優先順位をしっかりと考える流れは、とても重要だからです。

またディクテーションを続けていくうちに、気づくことがあります。
それは英語を聞く際に単に受身で聴いているだけ、効率良くディクテーションが進まないということです。

ディクテーションを続けることにより、常に文の主語や動詞、目的語といった、いわゆる文の組み立てに重要な語句に高い注意を払いながら、聴くことができるようになります。

日本語を聴いている場合、無意識のうちにそのようにして聴いています。
それを英語でもできるようになりましょう。

英文の組み立ての特徴である、主語、動詞、5W1H(what, who, when, where, which, how)という成り立ちをしっかりと考え、聞き取った語句をこの組み立てに当てはめていきます。

これができるようになれば、かなりスムーズに英文を理解できるようになります。




TOEICスコアの飛躍的なアップへつながる立体学習を取り入れる

立体学習とは何か? それは、読む、聞く、話すの3つを同時に行う事です。
具体的にはリーディング問題などを自分の口で読み上げる事です。そして、自分の口で読み上げたものを自分の耳で聞き取り、それを目でも理解するようにしましょう。

ディクテーションでは聞いたものを書き取ることで、手と目と耳を鍛えました。今回はその応用とも言えるもので、読んだものを口に出して喋り、耳でそれを聞く、ということです。

TOEICにはスピーキングのテストはもちろんありませんが、TOEICを受験する人は最終的に、英語を必要とされる仕事、職場に入っていくことでしょう。ネイティブ達との会話はもちろん、この立体学習はディクテーションと違って、読む事、理解することを中心にして、耳を慣らすということになります。

ひとつひとつの学習法を淡々とこなすのではなく、複合的に行うことで、相乗効果が生まれるます。蓋を開けてみれば簡単な事ばかりと思われるかも知れませんが、意外と行われていないものばかりです。

全方向から英語を受け取るようなクセを身に付けることで、TOEICの試験、問題をスピーディにこなす力を身に付けて下さい。
また、この立体学習を行うにはどうすればいいか、という簡単な問題ですが、単純に各種のTOEICの問題を行う際に、例文を読み上げるようにしてみてください。これは長文読解やセカンドパッセージ問題などでも同様です。目で追うだけではなく、問題が音として頭に焼き付くのがわかるはずです。

シャドーイングと併せて日々行う事で、あなたのTOEICスコアの飛躍的なアップへと繋がります。

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