高いの意味を持つ形容詞 tall/high のニュアンスと使い分け

ボクがとくにそうだったように、人や建物が「高い」のは、tall で山が「高い」と英語で表現する時は high を使う。
こんな程度の“違い”しか普通は思い浮かばないと思うし、普通は考えもしないだろうと思います。

実際に、high building という表現に出くわしたときなんかは、
「あれ?どうして、tall building じゃないの?」
と、以前は学習塾の生徒からよく聞かれました。

一度は疑問に思うものの、そのまま素通りしてしまうであろう、tall と high の違い。
今回はそんな話です。

一度、読めば3分でわかります。


tall のニュアンス

 tall を使う際に対象となるものは、人、動物、木などがありますが、実際には、tall の対象となる「高さ」を上から下まで意識を集中させる。
こんなニュアンスがあります。

幅と奥行きが同じくらいの長さで細長く高いもの(なんだかクイズみたいだけど 笑)。
例えば、人だとか、木、植物、それから、ビルがそうです。

この“下から上まで”という感覚が凄く重要です。

How tall are you?
「身長はどれくらいですか?」

KITARO's house is surrounded by tall trees.
「鬼太郎の家は高い木に囲まれている。」
というように、「おおーー高いなぁーー!!!」

名古屋のツインタワーを下から見上げたときのように、高いモノに対して下から上まで意識を集中させるわけです。

こんな具合に・・・・


ただし、下から上まで、まるで若い女の子を見るように「意識」を集中して・・・こんな場合には使えないので、ご注意ください。
それじゃあ、ただの dirty man(エロおやじ)です(苦笑)。

chimney(煙突)
pole(柱)
glass(グラス)
など、その他

細長くて、ほかと比べると平均以上に高さを感じさせるものには、tall を使うというわけです。

それともう1つ。
承知の通り、富士山は日本一高い山です。

これを英語で、
Mt.Fuji is the tallest mountain in japan.
としたらかなり違和感があるわけです。
理由は、tall の使い方。
(詳しくは、high で説明しますね。)

それから、赤ちゃんの身長は tall ではなく、long を使います。
(理由は、赤ちゃんは垂直に立つことができないからです。)


high のニュアンス

high が持つニュアンス。
これは、必ずしも地上に接触していなくてもよくて、地上から(遠く)離れたところにあるものを指して、一番上にしか意識を集中させていない場合に使われます。

要するに、視線が高いところに向けられている場合は、high を使うというわけですね。

tall building といえば、話し手は下から上までを意識しながら、建物を見ている。
high building と言えば、話し手は建物のてっぺんのみに意識を集中させているということになるわけです。


例えば、高層ビルの屋上にいて、話し手の意識が建物の高さそのものに置かれているような時やビルの途中が雲にかかっている高いビル(どんなビルだ 笑)の屋上を飛行機から見たような場合は、high building となるわけです。

ちなみに、high は、
higher education(高等教育)
high society(上流社会)
high technology(ハイテク)
こんな感じで使われることも多いです。

あくまで意識しているところは、てっぺん。
「高さ」というわけです。

今回は以上です。
読んでそのまま終わるも、繰り返し読んで、試しに使ってみるのもあなた次第。
イメージしてみてくださいね。

知識×行動=結果。
シンプルですから。

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