やせるの意味 thin/ slim/ slender/ lean のニュアンスの違い

さて今回のお題は、「やせた」ことを表す単語のニュアンスについて。
女性は特に使い方には、要注意です(笑)。

読み終えた“その時”から、いや、読んでいる、“その時”からイメージできるよう、説明していきます。
それでは、早速、本題です。


thin のニュアンス

まずは thin から。
英単語のニュアンスでボクが一番、意識しているのは、その言葉がプラスのイメージを与える語なのか、それとも、マイナスのイメージを与える語なのかという点です。

じゃあ、thin はどうなのかというと、実はどちらでもなく中立か、もしくはマイナスに位置します。
中立というのは、人のことを客観的に述べたりするときに、使うという意味です。

例えば、「父は背が高くやせている」というのは、
My father is tall and thin.
となります。

日本語でいえば、「ほっそりしている」に似たニュアンスです。
良くも悪くもない、中立と表現したのは、こういう意味からですね。

ただ、もう一方でマイナスのイメージとして使う場合、例えば、病気だとか、栄養不足で筋肉がまったくついていない人(お笑い芸人で、誰かいたような・・・。)、

日本語にすると、「やせこけた」というマイナスのニュアンスを
持っているわけです。

英文にすると、
He looked thin after his illness.

こんな具合になります。病気のため、「やせこけた」わけですね。
よくスキャンダルのときなんかの後に、使われることが多いです。
ちなみに、反意語は fat になります。

そしてslimはプラスのイメージで使われます。

繰り返しになりますが、例えば、こんな英文があった場合、どんなニュアンスとして相手に伝わるのか、イメージできますか?(復習です。)

( )の中の単語を両方選んでそれぞれが持つニュアンスをイメージしてみてください。

Taro was getting (thin/ slim) after his illness.
(Taroは病気をしてだんだんやせてきた)

さて、分かりましたか?
ヒントは、“illness”

要するに、病気をしてからのことなので、マイナスのイメージを持つのは、thin となります。
もし、ここで slim を使った場合、ネイティヴにはどう聞こえるのかというと、えっ?病気になった後に、劇的に美人になったの?と、こんな風に思われるわけです。
イメージ出来ましたか?



slender のニュアンス

slender というのは、「やせた」という意味では、thin と同じですが、細くすらっとしていて均整がとれたという魅力的なイメージが伴われます。

日本人で言えば、そうですね。。。
山田優さんとか?(どうだろう。)

ただ、この slender は、やや堅苦しい感じを与える言葉なので、日常会話では、日本語でもそうであるように、スリム(slim)と一般的には使われます。

Regular exercise is the best way to stay slender.
(規則的な運動はやせるのに一番の方法です。)


lean のニュアンス

これは、「人」や「動物」がやせていることを表す語ですが、これは、プラスな評価で“筋肉質”をイメージさせ、尚且つ、健康的で魅力的なことを暗示させます。

イメージとしては、水泳選手だとか、体操選手がそれに該当すると思います。
やせていても、筋肉質にやせている人だとか、スポーツ選手はかっこいいですよね。

lean は、plump「ふっくらした」の反意語なので、plump と一緒に覚えておくといいと思います。
太ったの意味を表す fat/overweight/plump/ のニュアンスとその違い

fat meat「脂肪の多い肉」に対して、lean meat は「脂肪のない赤身の肉」のことですね。
 
イメージできるようになるまで繰り返し何度も読んでみるといいです。一番いいのは、自分で英文を作ってみることですね。




英語学習する上で必要なこと

ひょっとしたら、こんな風に思うかもしれません。
英単語なんていうのは、それこそ五万とあるわけで、イチイチ、ちまちまと一語一語、ニュアンスを覚えたってそれこそキリがないし、仕方ないじゃないかって。

ここでボクがあなたに体感してモノにして欲しいのは、一番に、“考え方”。

英単語が持つニュアンスのシャワーを浴び続けていくと、どんなことが起こって来るのかを体感して欲しいからです。

それから、受験英語のようにその場しのぎの丸暗記をして覚えるくらいであれば、ニュアンスをイメージして覚える、それこそ、一度、あなたの実体験からの映像と結びつけてイメージできれば、それは、忘れない強力な武器となるわけです。
絶対的な自信につながります。

小学校のときのほんの些細な出来事を今でも鮮明に覚えているかのように、記憶に残し続けることが出来るわけです。

英語の感覚をこうやって着々と「確実」にモノにしていく。
これがまずは、英語学習の柱として、絶対に必要だと思います。

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