IELTS【ライティング】の対策と攻略法

Writing は他の科目とは違う。
がむしゃらにやれば伸びるというものではない。
他の科目は長い間、学校で習う英語や英会話学校等で知らず知らすのうちに基礎を学び、そしてある程度練習を積んでいる場合が多い。

しかし、Wrtiting に関してはきちんとその理論を学び練習を積むという機会が殆んどない。
この事実を意識せずに、他の科目と同じように学習を始めるとつまづくことになる。

Writing と言っても、いろんな種類がある。
日本語で「書く」と言っても、日記、小説、論文、詩、手紙などいろんなスタイルがあるのと同じことだ。
まずしっかり意識すべきこと。
それは、IELTS の Writing は、基本的に「Academic Writing」であるということだ。
これは General でも Academic でも同じことだ。
General のレターであっても、基本的になにか明確な目的をもって書く文章である以上、Academic Writing のスタイルを取る。



Writing の大原則

まず最初に、IELTS Writing の本質を突く、非常に大切なことをお話する。
Writing では、あなたの意見の内容を聞いているのではない。
ただ単に、設問の条件を満たした、論理的な文が書けているかどうかをチェックしているだけである。

この部分は非常に重要なので、絶対に強く意識して欲しい。
・すばらしいアイディアが書けたからいいスコアを獲得できるのではない。
・平凡なアイディアしか書けなかったから悪いスコアしか獲得できないのではない。
・賛成、反対を聞かれて、例えば賛成ならスコアが高く、反対ならスコアが低いのではない。

あなたが賛成だろうと反対だろうと、そんなことに採点者は全く関心がない。
すばらしいアイディアも平凡なアイディアもスコアには影響しない。
大切なのは、設問の要求を全てクリアして、論理的な文章が書けているかどうかだけだ。それ以上のことは必要ない。

あなたは、この目的を達成するため、最も効果的な手段を選択すればいいのだ。
つまり、たとえあなたの本心が賛成であっても、反対意見の方が目的を達成しやすいと感じたら、即座に反対意見としての文を作るべきだ。

こう考えて欲しい。
これは、単に文章を条件に合わせて素早く作りあげるゲームだと。
あなたの意見は重要ではない。ゲームをクリアすることが重要なのだ。


Writing でやるべきこと、やってはいけないこと

1.やってはいけないこと
・I の多用は禁物。特に I think は×
受動態を使うと Academic な文体になる。
× I think that Japan is one of the richest country in the world.
◎ It is said that Japan is one of the richest country in the world.
(日本は世界一裕福な国の一つと言われている。)

・短縮形を使うこと。
× don't → ○ do not
× It's → ○ It is

・同じ表現(単語も含めて)の繰り返し。(単語も×)多用は×
・直接の疑問文、会話文

× Would you send me a copy of your picture?
→ ○ I would appreciate if you would ・・・

・get, do, take, put の多用
× get → have
→ obtain
→ acquire

2.やるべきこと
・get → acquire think → consider look at → observe
ポイント:ラテン語系の言葉がアカデミックに見える!

・受動態を使う
・接続語句を有効に使う。

挿入位置も文頭ではなく、文中にするとよりアカデミックになる。
文頭→文中 however, especially, for example, for instance,
It will, however, present serious problem.

・文の構成について
トピックに対して賛成、反対、両方入れる(題材によっては一直線型でもOK)
例)賛成→反対→反対
このトピックについては賛成意見と反対意見がある。自分は基本的に反対だが、賛成、反対の両面から考えてみる。まず、○○という賛成意見がある。しかしながら、××という反対の意見も存在する。さらに△△という反対意見もある。これらのことから、私の意見は反対となる。

例2)賛成一直線型
このトピックについて、私の意見は賛成である。これからその理由を3つの観点から述べる。まず1つは・・・・・。次に・・・・・・。最後に・・・・・・。
以上の理由から私は賛成である。

・プランニング
問題用紙の余白等に自分のエッセイの構成を書いていく。

やり方
1.ブレーンストーミング
思いついたアイディアを思いつくままどんどん書いていく。
(英語混じりの日本語でよい、箇条書き。)

2.選択
1.で書いたそれぞれのアイディアを見ながら、どういう主張で書くか考える。
(賛成、反対どちらの主張が書きやすいか等)それに応じて、使うアイディアを選択する。

3.構成
初めに何を書いて、次に何を書いて、どう結論付けるか考える。

プランニングの時間
Task 1: 20 分のうち 5~7 分
Task 2: 40 分のうち 10 分
できるだけシンプルな構成構成を心がける。
このプランニングで Writing の良し悪しが半分は決まってしまうので、焦ってすぐに書き始めずに、しっかりプランニングするのが高スコアを出す秘訣なのだ。

・問題文を注意深く読む。
問題文を最低3回は読み返して、何について聞かれているかということを正確に把握すること。もし、ここで間違ってしまうと、この先どんなに完璧な文章を書いても全然点数が出なくなる。

・主文と従文は2つまで。3つ以上にすると訳がわからなくなる。
・文の中に箇条書きは入れない。
・問題文で質問された事項は、必ず全て残さず回答すること。

どこで回答しているか読み手にはっきり伝わるように意識して書くこと。



Writing のスピードアップ!文章の構成がわかる雛形

この雛形を使えば、構成に悩む時間が無くなりスピードアップできる。
中身を当てはめていくだけの作業となる。是非活用して欲しい。

Intro(導入)
1.状況の説明 テーマの説明
(2.そのテーマに対する賛成意見と反対意見の紹介。)←省略可能
3.私の意見は賛成(or 反対)である。
(4.これから2つの例を上げて説明します。)

Body(本文)
1.賛成する理由1
2.その根拠となる具体例1
3.その根拠となる具体例2
4.まとめ

Body(本文)
1.賛成する理由2
2.その根拠となる具体例1
3.その根拠となる具体例2
4.まとめ

Conclusion(結論)
以上により私は賛成である。
(上記 Body で述べたこ理由をごく簡単に述べる)
各パラグラフの中身の1文目にトピックセンテンスを書くこと。


エッセイのタイプを知ろう

エッセイには次の3種類がある。

1.Listing(列挙型)
理由、やり方、要因、問題点等について、列挙していくタイプ


Technological advancements have to brought great improvements to modern life.
However, there have also been some disadvatages. What is your opinion?
Give your reasons.

2.Contrast / Compare(比較型)
For / Against
Either / Or
対照的な2つの考えについて意見を述べる。
比較する。賛成、反対それぞれの意見を述べる。


Communting is something that people who live in cities have to face every day.
Most go on train, some use cars or buses. What are the advantages of these different modes of transport?

3.How far? (程度型)
To what extent?
どのくらい賛成か、その理由は?というように程度を答えるパターン


Nowadays people can reach the otherside of the world in less than twenty-four hours. Soon, it will be possible to fly to the moon on holiday. To what extent do you believe this possible?
Give reasons for your opinion?

自分が今、どのタイプのエッセイを書こうとしているのか、はっりと意識すること。
「列挙型」なら、複数個(3つ程度)列挙しなくてはいけない。
「比較型」なら、必ず双方の意見をバランス良く書かなくてはいけない。
「程度型」なら、具体的な程度と、その程度だと主張する理由を書かなくてはいけない。


この部分をはっきり意識することで、設問で求められている要素を漏らさずに書くことができ、安定したスコアアップが可能になるのである。



コロケーションを意識するだけでも Writing スコアは変わる

コロケーションとは単語の連結関係のことである。
WordAには、WordBを使うのが自然という、単語の組み合わせに注意してスコアアップを目指そう。

例えば、文法上は WordAには、WordBでもCでもDでもOKな場合でもネイティブにとってA以外は不自然に感じることがある。
このような場合、Bを使えば評価が高いが、CやDを使うとコロケーションを理解していないと見なされて評価が下がる。

例: ○ preference for (~を好む)
× preference about

○ a slight drop (折れ線グラフの説明時。値が少し下がった時)
× a little drop

○ it recoverd quickly(折れ線グラフの説明時。値がすぐ回復した時)
× it recoerd soon

○ policy was adopted(ポリシーが適合された)
× policy was applied

○ problems occur(問題が起こる)
× problems arise

○ difficulities arise(面倒なことが起こる)
× difficulities occur

コロケーションを調べるには「英和活用大辞典」を使うこと。
最近の英語系の電子辞書には「英和活用大辞典」が搭載されていることが多いので、もしあなたの電子辞書もに入っていたら、この辞典を積極的に活用しよう。



お役立ち Writing 接続語句集

文の流れが読み手に伝わり易くなるので、接続語句は積極的につかおう。
接続語句には接続詞と接続副詞がある。

1.順番に何かを説明する場合
first, first of all, next, after that, finally

2.もう一つ考えを追加して言う場合
furthermore, also, in addition, finally, moreover, besides

3.今までの意見と反対の意見を言うとき
on the other hand, although, even though, however, while

4.今までの意見と似た意見を言うとき
similarly, likewise, also

5.例を挙げるとき
for example, for instance

6.理由を述べるとき
for, because, since, as

7.今まで述べた意見をまとめてるとき
従って,すなわち therefore,thus
その結果 consequently,as a result

8.結論を述べるとき
In brief, all in all(= in short), indeed, in other wise, in short, in the end,
In conclusion, To conclude




実現可能性に応じて文頭を変える

意見を述べる時、文頭にこれらを加えるだけで、ぐっとアカデミックな文に変わる魔法の言葉。是非使ってみよう。
1.最も可能性高い時
It is very possible that...
There is a high possibility that...

2.ほぼ確実な時
It is possible that...
There is possibility that...

3.まぁまぁ可能性はある時
We could suggest that...
It can be said that...
It seems that...

4.少しは可能性がある時
It could be said that...

5.殆んど可能性が無い時
It is often very difficult to say that...


Writing の注意点~減点をいかに防ぐか~

例えば3点新たに得点を稼ぐのも、3点の減点を防ぐのも点数は同じ。
しかし労力が断然違う。減点を防ぐ方がずっと簡単である。
ケアレスミスを減らすのは合格への最短コースだ。

チェック項目
1.主語と動詞は一致しているか?
主語は単数、複数 → is? are? 動詞に s は付くか付かないか?

2.代名詞に気をつけよう
英文で代名詞を使うときは、明らかにそれ以外考えれないときを除いて使うべきではない。基本的に同一文中以外では代名詞を使わない方が無難である。

3.時制、時制、時制
いつも日本人につきまとう英語の時制間違い。必ずチェックする習慣を。
今自分が書いている時点から、過去の事を書いているのか、未来のことを書いているのかをチェック

4.仮定法を正しく書こう
これは法則さえ覚えてしまえば簡単。この3つの例文頭に叩き込んでおくべき。
名前は覚えなくてもよいので、意味と形のパターンを覚える。

仮定法現在(←こんなネーミングでも言ってることは未来のこと。)
If it is fine tomorrow, I will do that.
(もし明日晴れたら、私はあれをやるつもりだ。)
If + S + 現在形,S+will or can+原型~

仮定法過去(←こんなネーミングでも言ってることは現在のこと。)
If I were you, I would not do that.
(もし私があなただったら、あんなことはしないよ。)
If + S + 過去形,S+would or could+原型~

仮定法過去完了(←こんな大層なネーミングだが、言っているのは単に過去のこと。)
If I had been you, I would not have done that.
(もし私があなただったら、あんなことはしなかっただろうに。)
If + S + 過去完了形,S+would or could+have +P.P~


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